entremets

三日坊主克服訓練日記 21歳 横浜

特記無し

 

 

三日坊主克服を掲げておいて前に綴ってから1年以上が経っていて、

まぁいつもの私らしいなぁと思いました。

それとも4つ綴ったらとりあえずは三日坊主ではないと判断したのかしらん。

 

 

内容も気取っているしタイトルは殆ど出来もしないフランス語。

去年はまだ恋の喜びのさなかにいて自分のやっている事の滑稽さに気付かなかったのでしょう。

 

 

 

今はそんな呑気でも浮かれてもないのだけれども、なんとなくまた始めたくなりました。

 

 

 

虚勢は癖なのだけれども、今度はもっと素直にその日の事とか書き留められたら良いなぁ。

quatre

 

書こうとしてタイトルを書いてから4日も経ってしまいました。

18日に六本木に出向いて心が高揚したはずなのに次の日の夜あたりから急降下、

未だに上昇の兆しが見えないので、私の一番近くにいる人はさぞ迷惑しているでしょう。

 

 

が、このテンションを作り上げたのに彼が荷担しているのも、私の中では、

間違いないことなのでそこまでの罪悪感はありません。

 

 

何と身勝手な話だこと。

 

 

六本木に出向いた話をしたかったのでした。

 

 

火曜日は休日の身体に鞭打って午後に用事を済ませ、

少し歩いたバス停から都営バスに乗ってその前の日から無性に行きたかった

六本木へ行きました。

 

 

乗ったことのない路線バスに乗るというのはとても楽しいことだと思っています。

 

第一、バス停というのは住宅街や人の息づく場所にあることが多いので、

そこに行き着くために見知らぬ人々の営みに否応なしに接近することになります。

パン屋さんがあり、海苔問屋、歯医者さん、地方銀行、学校…

匂いも空の高さも温度も湿度も全く知らない場所というのはわくわくするものです。

 

そしてもちろん乗ってからも、そもそも路線バスというのは目的地まで行くために

色々な場所を循環して行くものですから、知らない通ったことのない道を行くのです。

一瞬だけ同じ閉鎖空間を共有し、もう二度とで会わず、

でも近くに暮らしているかもしれない。

都内近郊の電車と違ってその中にいる人が見渡せる分、人臭いのでしょうか。

 

 

 

バスを降りてから思い出したのですが、六本木は火曜日に行く場所ではないのです。

 

殆どの博物館や美術館が月曜日を休館日にしているのに対し、

六本木周辺の国立新美術館森美術館サントリー美術館

火曜日は休みがちなのです。

 

そもそも火曜日に時間があると言うことがこれまでなかったので

全く考えていませんでした。

 

それでも十分に豊かな気持ちになれるのが六本木の好きなところです。

 

その日はたくさんの香水を聞きました。

エストネーションでモンタル、クリードを、

グランドハイアットでフェギア1833を、

ジョーマローンでかねてから惹かれていたミモザ&カルダモンを購入しました。

 

ミッドタウンまで足を伸ばしてセルジュルタンスも、とも思ったのですが

私はヒルズからミッドタウンに移動するのに妙な心持ちがあるので

この日は止めておきました。

 

良い香りになってから、サロン・ドゥ・ショコラでたんと買い物をし、

ローラズカップケーキで小さいものを5つも求め、

またバスに乗って帰ってきました。

 

 

とても良い、休日を過ごしたと思いますし、

このような良い日に求めた香水はいつでも心を温かくしてくれる気がします。

 

 

それでは、行ってきます。

 

 

trois

 

 

①しなければならないこと

 

②したいこと

 

③したこと

 

④してしまったこと

 

 

このバランスが ①=②=③∩④=0

なんて人は一体この世界中でどのくらいるのでしょうね。

 

 

私はきっと毎日 ①<②、③≧④、②≠③ くらいなものな気がします。

 

 

それでもゆっくりお湯に浸かって、

肌を柔らかく磨き上げて、

石鹸の香る湯気に香水を混ぜて、

今日も髪が艶々と黒くて、

好きな人が元気な様だと、また明日も何か良い日になる様な気がしてくるものです。

 

 

その日の絶望は余り次の日に繰り越さない、と言うよりも

殆どの日が水溶性の絶望しか残さないのだろうと思っています。

 

風呂は命の洗濯よ、とはよく言ったものだなと毎夜感心します。

 

 

 

お休みなさい。

duex

 

週末3日の内の1.5日ほど家を空けていました。

ちゃんと携帯電話だって持っているので家にいなくったってどうにでもなるのですけれど、そうしてしまうとどうしても”日記”という範疇から出てしまうような気がして。

 

たいしたことがあった訳でもないのに桜の花びらがすぐ道を白くしてしまう様にうっすらとすぐ何かが心に積もってしまう。

せめて踏まれてぐちゃぐちゃと茶色くなってしまう前に押し花の様に多少のノスタルジックな変色で捕っておきたいのだけれど、如何せん物事を順序立てて考えるのが苦手なので全部残そうとして手が着けられなくなってしまうのが常なのです。

かといって何もなかった時まで取っておいて小出しに出来るほど畏くもない。

 

通りで三日坊主なはずだわねぇ…と思って、思うだけで終わってしまうのですが。

 

 

 

金曜日に目黒川で桜を流し見て、土曜日に家で見えない桜に思いを馳せて九献を嘗め干し、今日は夕方からぐずぐずになっていました。

 

週末らしく、何も特別でなく、お腹がとてもくちくなっている以外は晴れやかな気持ちです。

 

 

細々したことは思い出したときに、また。

 

 

 

 

お休みなさい。

un

日付が変わってしまったので正確にはもう4月6日なのですけれど、寝てないうちは今日の続きなのでまだ4月5日の気持ちで書いています。

つまり昨日は4月4日、数字に弱い私にはそんなに関係ないんですけれどね。

 

 

私にとって4日と5日には大きな隔たりがあったのでとても億劫だったのですが、来てしまえば何ともないどころか5日の方が現実的で健全で身の丈に合っている様な気がしました。

 

 

2ヶ月、好きな人のところに転がり込んで毎日毎日飽きもせず頬擦りをするのをやめて、女の子たちに会って、遠くの外の都会の空気を吸って、とても綺麗な気持ちになりました。

 

明日はまだ制服を着ていた時にお世話になった先生が離任されるのでお花とお菓子と、真っ白で触り心地の良い便箋と封筒を買いました。

 

洗い立ての気持ちの日は何をしても上手くいくような気がするのでとても好きです。

 

好きな人にもいつも綺麗な気持ちで会いたいです。

 

ここにその時々あったことを置いていこうと思いました。

 

後は毎日、とは言わずとも、習慣をつけたくて始めました。

この日記と一緒に小さなスミレも買ってきたのでそれも一緒に。

 

始めたのが今日で良かったな、と思っています。

 

 

お休みなさい。